憂国の暁

憂国の暁(ゆうこくのあかつき)

Patriotism Call - Golden Dawn <Yukoku no Akatuki>

(分類・詩)「未だ垣間見ぬ祖国の暁。ルビコンを渡るのは・・・彼らの役目だ」



彌嶌公威が、遺作として書き上げた英雄叙事詩。
既に自身の手で映画化もなされており、彼の指針を決める一作として認識される。



□概要

敗戦後衰亡へ向かう仮想国家を舞台に。
クーデター未遂のまま自決する青年将校らを描いている。

それぞれの美意識の内、若くして死に逝く彼等は。
口々に自国の将来を憂い、予言めいた遺言と共に事切れる。



□抜粋

「もし諸君らが、このまま護国の為に立ち上がろうとしないのならば」
「心に刻め」
 
「30年後、かつて神風吹きし地には」
「歴史と道徳を捨て去り、刹那の快楽に盲と果てた亡国の残滓が」
「只虚ろに引原海漂うのみであると云う事を」
  


□統括

この言質は、彌嶌自身が自決の際に使用したモノと同一であり。
彼自身と、その後の日本を暗示していると読む事が出来る。
 



    • 石破莞爾ら越党々富嶽が発動した、軍事作戦の総称。
第二話現在では、その詳細を知る術は無い。

  • 最終更新:2008-01-26 20:53:52

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